フレッツでの接続

ここでは,フレッツ経由でインターネットに接続する場合の設定の方法をご説明します.

接続認証用の「ログインID」の形式

 フレッツ経由でISP(プロバイダ)に接続するには,「どのISPを使っているのか」を示す「ISP識別子」を付けて,ログインIDを設定しなければなりません.
ここでは,ルータやPCで接続認証のために設定する「ログインID」の形式をご説明します.

固定IPアドレスオプションをご利用でない方

 固定IPアドレスオプションを付けていない方は,以下の形式でログインIDを設定します.
「(ログインID)@edit.ne.jp」

  • 「ログインID」は,オンライン・サインアップ時の画面や,ご契約の際にお送りした書面に記載されたものです.(ご契約の時期により,「ユーザネーム」と書かれている場合があります.)
  • 「@edit.ne.jp」が,弊社を示すISP識別子です.

固定IPアドレスをご利用の方

 固定IPアドレスをご利用の方は,IPアドレスをログインIDに加えて設定します.
「(ログインID)@(IPアドレス)@edit.ne.jp」

  • 「IPアドレス」は,弊社から割り当てられたアドレス数が1個の方はそのアドレス(例:192.168.1.23),複数アドレスの方は先頭のアドレス(例:192.168.1.144/29であれば,192.168.1.144)です.

ルータなどの設定

ここではルータなどの設定方法を説明します.ただし,設定画面の構成や,細かい設定の流れなどは,ルータの機種によって異なるものですので,お使いのルータの説明書をご覧ください.

固定IPアドレスをご利用でない方

 固定IPアドレスをご利用でない方の場合,設定は通常とても簡単です.
 いわゆる「ブロードバンドルータ」をお求めになるか,NTT東日本から「ルータ内蔵型」のADSLモデム/光ONUをレンタルされると,わずか数ステップの設定で,フレッツ経由の接続ができるようになっています.1台のPCでご利用の場合,PCにPPPoEの設定をして接続することも可能ですが,弊社ではルータをお使いになることをお勧めします.(こだわりのある方を除いて,ルータは数千円の商品で十分です.)
 設定は概ね次のように行います.(設定値の名称などは,ルータによって違うことがあります.)

  • 外部への接続方式は,「PPPoE」を選びます.(NTTからフレッツ用にレンタルしたものであれば,ディフォルトでそうなっているはずです.)
  • WAN設定の「ログインID」は,上記のログインIDを(@ISP識別子付きで)設定します.
  • 同じく「パスワード」は,ログインIDとセットで発行された「ログインパスワード」を設定します.

 基本的な設定は上記で終わりです.厳密にはいろいろな設定があるのですが,たいていは出荷時の設定でそのまま使えるようになっているのが普通です.その他,LAN側のNATやDHCPの設定を行いたい場合は,ルータの説明書を見ながら設定してください.

固定IPアドレス(1個)をご利用の方

 固定IPアドレス(1個)の場合,基本的な設定は,動的アドレスの方の設定をベースにします.

  • 外部への接続方式は,「PPPoE」を選びます.(NTTからフレッツ用にレンタルしたものであれば,ディフォルトでそうなっているはずです.)
  • WAN設定の「ログインID」は,上記のログインIDを(@IPアドレス@ISP識別子付きで)設定します.
  • 同じく「パスワード」は,ログインIDとセットで発行された「ログインパスワード」を設定します.

 ここまでは,動的IPアドレスの方と概ね同じです.そして,サーバを公開するような使い道をされる場合は(多くの方が,そのために固定IPアドレスを申し込まれていると思います),

  • お客様LAN(プライベートアドレス)のIPアドレスの計画を決め,DHCPでPCに割り当てるアドレスの範囲,サーバが使うアドレスの範囲,ルータ自身のアドレスを決めます.必要に応じてルータの設定をしますが,出荷時の設定でよければ,それでかまいません.
  • サーバへは外からのアクセスができるように,ルータに「NATの固定割付」「NAPT」などの設定をします.(呼称がルータのメーカによって異なることがあります.)
  • あわせて,サーバが外部へのサービスに使うポートをルータに設定しておきます.典型的には,web(80),メール(25),DNS(UDPの53)などですが,ルータの説明書に載っていることが多いです.
  • そして,お客様のサーバ(DNS,メール,webなど)を設定し,ネームサーバの登録をドメインの会社に依頼して,その設定が世界に行き渡れば,晴れてお客様のサーバは一人前の自前サーバということになります.

固定IPアドレス(8個以上)をご利用の方

 固定IPアドレス(8個以上)の場合,これまでと少しだけ違う設定が必要になります.一番大きな違いは,「IP unnumbered(IPアンナンバード)」を使うということです.

  • 外部への接続方式は,「IP unnumbered」を選びます.ただし,ルータによっては,まず「PPPoE」を選び,その中に「IP unnumbered」の設定があるかもしれません.
  • ルータ自身のIPアドレス(グローバルアドレス)と,お客様に割り当てられたIPアドレスの範囲を示す「ネットマスク」と一緒に指定する必要があります.ネットマスクについては,下に別表をつけましたのでそれを参考にしてください.
  • WAN設定の「ログインID」は,上記のログインIDを(@先頭のIPアドレス@ISP識別子付きで)設定します.
  • 同じく「パスワード」は,ログインIDとセットで発行された「ログインパスワード」を設定します.
  • お客様LAN(プライベートアドレス)のIPアドレスの計画を決め,DHCPでPCに割り当てるアドレスの範囲,サーバが使うアドレスの範囲,ルータ自身のアドレスを決めます.必要に応じてルータの設定を変えます.
  • サーバへは外からのアクセスができるように,ルータに「NATの固定割付」「NAPT」などの設定をします.(呼称がルータのメーカによって異なることがあります.)複数固定IPアドレスの場合,複数のサーバを運用することが容易にできますが,通常,サーバのIPアドレス(ローカルアドレス)と,サーバにアクセスするためのグローバルアドレスを1:1で決められるのが,複数固定IPアドレスの魅力です.
  • 必要に応じて,サーバが外部へのサービスに使うポートをルータに設定しておきます.典型的には,web(80),メール(25),DNS(UDPの53)などですが,ルータの説明書に載っていることが多いです.「すべてを転送する」という設定ができる場合もあります.
  • そして,お客様のサーバ(DNS,メール,webなど)を設定し,ネームサーバの登録をドメインの会社に依頼して,その設定が世界に行き渡れば,晴れてお客様のサーバは一人前の自前サーバということになります.

その他

 上記は,弊社のフレッツ経由サービスを利用して,PPPoEの接続をする方法の概要を説明したものです.
 お客様の環境や,実現したい目的などに応じて,上記と違う設定が必要になることがありますが,ルータの説明書などを参考に設定してください.
上記の説明のなかには,説明を簡単にするため,厳密には微妙に正しくない用語の使い方などをしているところもありますが,ご了承ください.

別表 ネットマスクについて

 ネットマスクは,ネットワークの大きさ(IPアドレスの個数)を表すものなのですが,同じことを言うのにもいくつかの言い方があり,ルータによって設定をどれで書くかが違う場合もあるので,なかなかわかりにくいものです.
 以下を参考に設定を行ってください.
アドレス数(個)プリフィクス形式ネットマスク形式
1個/32255.255.255.255
(2個)/31255.255.255.254
(4個)/30255.255.255.252
8個/29255.255.255.248
16個/28255.255.255.240
32個/27255.255.255.224
 ネットマスクについてこれ以上詳しいことは,googleで「ネットマスク」「プリフィクス」と検索してください.
※2個と4個のサービスはありませんが,成り行き上記載しています.