ネット上の新エネルギの開発について

 弊社では,ネット上で頻発する「炎上」を新たなエネルギ源として活用し,長期化が予想されるわが国の電力不足への対応を図ってまいります.

「炎上火力発電」とは

 発電所が炎上することは従来からありましたが,炎上を燃料とした発電所については,考えられることがありませんでした.
 弊社では,近年の研究成果により,ネット上の炎上が大きなエネルギ源となることを突き止め,バックボーンを流れるトラヒックから炎上によるエネルギを回収し,それを電力として有効活用する技術を実用化いたしました.
 炎上によるエネルギは推定で最大2500万kWと見込まれており,東京電力の夏の最大需要の半分近くをまかなえると考えられています.

「炎上火力発電」の長所

 炎上火力発電は,従来の石炭や石油を使う火力発電と比べて,以下のような特長があります.

  • CO2を出さないこと
  • 燃料が固形どころか無形であり,資源を消費しないこと

短所

 一方で,あらゆるエネルギ源に長所も短所もあるように,炎上火力発電も万能ではありません.以下のような短所があります.

  • 燃料の供給が不安定であること
  • 炎上の内容によっては,人格権の侵害を伴うこと

問題点の克服

 弊社では,上記のような問題を克服しつつ,エネルギの有効活用を図っていくため,以下のような方法で,発電量の最適化を図ってまいります.

  • ピークが鋭く短時間に起こる夏季,ピークがダラダラと長時間にわたる厳寒期に応じ,今までの実績を元に最適な燃料を投下すること.
  • 対抗言論の確保された政治家や著名ジャーナリストへの適切な反論など,人格の非難にあたらない炎上を促すこと.
  • 個人の生活の平穏を害するような炎上は,質の悪い燃料として,徹底的な排除を図ること.

 具体的には,政府に対して「原子力関係の記者会見は,できれば真夏の午後1時にお願いします」などの要請をしてまいります.

今後の展開について

 炎上火力発電は再生可能エネルギにあたるため,電力と環境価値を切り離して「グリーン電力証書」を発行することができます.弊社では,炎上火力発電所の電力を東京電力に売電する一方,グリーン電力証書を発行し,皆様に「環境にやさしい炎上の電気」をお選びいただけるよう,準備を進めてまいります.


(図:グリーン電力証書の見本)

 また,ISPのルータでエネルギを回収するかわりに,お客さまがお使いのPCでそのまま消費し,余剰電力を系統に売電するなど,「地産地消」の技術開発を進めるとともに,炎上火力の電力も固定価格買取の対象とするよう,政府に働きかけてまいります.



解説