EditNetスピードテスト

EditNetでは,お客さまと同じ条件で契約した回線でスピードテストを行い,リアルタイムで結果を公表しています.

  • ダウンロード 24時間
  • 昨日
  • 1週間
  • アップロード 24時間
  • 昨日
  • 1週間
  • グラフの見かた
  • 測定条件
  • Q&A
  • ダウンロードスピードテスト(過去24時間)

    薄い色:普通のプラン 濃い色:プレミアムコース

    当社バックボーン→当社お客さま回線(主にフレッツ区間)

    さくらインターネット→当社お客さま回線

    WebArena(NTTPC)→当社お客さま回線

  • ダウンロードスピードテスト(昨日)

    薄い色:普通のプラン 濃い色:プレミアムコース

    当社バックボーン→当社お客さま回線(主にフレッツ区間)

    さくらインターネット→当社お客さま回線

    WebArena(NTTPC)→当社お客さま回線

  • ダウンロードスピードテスト(1週間)

    薄い色:普通のプラン 濃い色:プレミアムコース

    当社バックボーン→当社お客さま回線(主にフレッツ区間)

    さくらインターネット→当社お客さま回線

    WebArena(NTTPC)→当社お客さま回線

  • アップロードスピードテスト(過去24時間)

    薄い色:普通のプラン 濃い色:プレミアムコース

    当社お客さま回線→当社バックボーン(主にフレッツ区間)

    当社お客さま回線→さくらインターネット

    当社お客さま回線→WebArena(NTTPC)

  • アップロードスピードテスト(昨日)

    薄い色:普通のプラン 濃い色:プレミアムコース

    当社お客さま回線→当社バックボーン(主にフレッツ区間)

    当社お客さま回線→さくらインターネット

    当社お客さま回線→WebArena(NTTPC)

  • アップロードスピードテスト(1週間)

    薄い色:普通のプラン 濃い色:プレミアムコース

    当社お客さま回線→当社バックボーン(主にフレッツ区間)

    当社お客さま回線→さくらインターネット

    当社お客さま回線→WebArena(NTTPC)

  • グラフの見かた

    グラフの凡例

    このグラフは,当社の事業所から数か所のホスティングサーバに定期的にftpでファイル転送をしたときの転送速度を描いたものです.

    それぞれのグラフは2本の折れ線があり,色の薄いほうは普通のプラン,色の濃いほうはプレミアムコースの回線から試験しています.

    グラフからわかること

    普通のプランとプレミアムコースの違い

    同じグラフに描かれた2本の折れ線の差は,普通のプランとプレミアムコースの違いです.これは主に当社とフレッツを結ぶ装置(網終端装置)の混雑状況の差を反映します.

    接続先による違い

    3つの接続先は経路にそれぞれの特徴があります.

    さくらインターネットは上流ISP経由の接続のため,上流ISP経由への回線が混んでいると影響を受けやすいです.

    WebArenaはIX経由での接続のため,当社サービスからIXまでの回線の状況を反映します.国内外の大手コンテンツプロバイダの多くは,IX経由でつながります.なお,従来はさくらインターネットがIX,WebArenaが上流ISP経由でしたが,いつのまにか逆になりました(経路が変わることはよくあります).

    EditNet(フレッツ〜バックボーン)は,上流側のネットワークに出る手前のため,フレッツの網内,または当社〜フレッツの回線の混雑状況を反映します.ここが混んでいる場合,通常はどこの接続先へも遅くなります.

    なお,それぞれの接続先との間の速度は,相手先のサーバのチューニング,途中の回線の物理的距離など,いろいろな要素にも左右されます.それぞれの接続先ごとに,大きく速度が落ち込んでいるときはボトルネックが存在する,と考えるのがよいでしょう.

    グラフのパターンと,考えられる原因

    グラフのどれを見ても遅い
    フレッツ網か,試験サーバの置いてある事業所の社内LANの混雑など
    全般的に普通とプレミアムで差がある
    フレッツの網終端装置の混み具合が異なる(プレミアムの方が速いなら,プレミアムを利用していただくと改善する可能性がある)
    特定の接続先だけ,普通もプレミアムも遅くなっている
    そのサイトへのトラヒックが,比較的混みやすい経路を通っている
    速い速度のまま変化が少ない
    他のお客さまのトラヒックの影響を受けない状態(道路であれば,他に車がほとんどいない状態)
    速度の変化が大きい
    他のお客さまのトラヒックがそれなりにある状態(昼間の幹線道路のような状態)
    遅い状態が続く
    回線が混雑していて,どこかにボトルネックが生じている状態(交差点で渋滞するような状態)
  • 測定条件

    計測区間

     当社のサービスを利用されるお客さまの条件にできるだけ近づけて,どこでも簡単に手に入る機器の組み合わせで測定しています.
     (2021年1月現在.状況の変化により変更が生じることがあります.)

    概要

     ・当社の事業所に一般のお客さまと同条件の回線を用意し,計測サーバを立ち上げて1時間に6〜12回ftpでのダウンロードとアップロードの速度を計測

    回線

     ・フレッツ光ネクスト ギガファミリー・スマートタイプ(一戸建ての住宅,中小規模のオフィス向け)
     ・世田谷区内の当社事業所に事務用回線として設置
     ・1つのフレッツ回線にPPPoEマルチセッションで,当社の普通のプランとプレミアムコースにそれぞれ接続

    試験場所の設備

     ・NTT-X Storeで1台10800円で購入したhpのサーバ(10万8千円の間違いではありません,1万800円です.消費税は5%の時期でしたが10800円でした)
     ・秋葉原のツクモで5500円くらいで購入した有線BBルータ(NAT使用)
     ・プレミアムコース試験用にアマゾンで追加購入した同じルータ(中古で3千円くらい)
     ・サーバのOSはFreeBSD
     ・条件の良くない設備で測定しているので,どちらかといえば控えめな数値が出ると思います.

    対地

     (1)さくらインターネットのホスティング(月540円)
     (2)WebArena(NTTPC)のホスティング(月約1500円)

    その他

     ・ftpクライアントには標準ftpを使用
     ・転送するファイルは10MB〜20MB,またはそれ以上
     ・計測サーバはMTU値などの設定(一般的なチューニング)を実施
     ・計測サーバは電気通信サービス用設備(お客さまへのサービス提供に必要な設備)としては管理していないため(設置場所も普通の事業所です),故障した場合は回復に時間がかかる可能性があります.

  • スピードテスト実測値公開 Q&A

     スピードテストについて想定される質問と答えを掲載しています.

    「スピードテスト実測値の公開」とは何ですか.
    EditNetをご利用のお客さまの環境を想定した試験サーバから,当社のサービスを経由して他のホスティングサービスまでのファイル転送速度を計測し,その結果をwebで公開するものです.
    スピードテスト実測値の公開を行う理由を教えてください.
    EditNetでは今まで,フレッツとの接続点,外部ネットワークとの接続点の回線の混み具合(利用率)を公開してきましたが,これはお客さまの通信速度を直接表すものではありませんでした.よりお客さまのご利用,消費者の皆様のサービス選択の役に立つ情報を提供するため,スピードテスト実測値の公開を始めました.
    公開されているスピードテスト実測値を,どのように役立てればよいでしょうか?
    一般の方は,サービス選択の目安にすることができます.
    すでに当社サービスを利用されているお客さまは,例えば「突然通信速度が落ちた」,「この速度はふつうなのだろうか?」といった疑問の解決に役立つと思われます.
    「遠隔バックアップのジョブをどの時間帯に走らせるか?」という使い方もいいと思います.
    実測値公開は,お客さまの通信速度をどの程度正確に反映しますか?
    ご懸念のとおり,お客さまのご利用形態と試験条件は同じではないため,公開している実測値はお客さまの通信速度と一致しません.(これはお客さま自身がスピードテストサイトを利用する場合も同じです.)
    それを前提にしながらも,当社の実測値公開は, (1)EditNetのネットワークだけでなく,フレッツの回線の終端〜他社ホスティング のエンド・エンドでの測定を行う (2)測定条件もあわせて公開する という2つの特徴により,少しでもお客さまの実際のご利用形態に近く,できるだけ説得力のありそうな結果を得られるようにしています.
    実測値公開の値と,一般のスピードテストサイトを使って測定した値に時々大きな開きがあります(実測値公開の方が遅いです).原因は何が考えられますか.
    お尋ねの通り,当社の実測値公開はスピードテストサイトよりも控えめな値が出ることが多いです.それは,スピードテストサイトは速度測定に特化したデータの流し方をするのに対して,当社の実測値公開は控えめな送り方をしているためです.(より詳しくは,スピードテストサイトは回線が空いている限りいくらでも送るのに対して,当社の測定は標準のftpを使い,1つのTCPコネクションで断続的に送っているといえます.)
    継続的に検証しているわけではないのであくまでも感覚的なものですが,例えばhttps://www.speedtest.net/ では,転送方式をマルチコネクションとシングルコネクションから選ぶことができます.例えば当社の実測値が下り60Mbps,上り200Mbps程度だったとき(当社にしては混んでいると思います),このサイトのマルチコネクションモード(通常のモード)では下り200Mbps,上り500Mbps程度の値になる一方,シングルコネクションモードに切り替えると,当社の実測値に近い値になりました.
    標準ftpを使う理由というほどの理由はないのですが,特定のサイトやシステムに依存しない古典的なプロトコルなのでお客さま自身で再検証しやすいことと,新規加入の方が検討材料に使われる場合,どちらかというと控えめな数字が出る方が,「こんなはずではなかった」となりにくいと思います.(2020.10.14)
    公開されている数値と実際の通信速度が違う原因として,何が考えられますか.
    無数に考えられます.
    お客さまの回線のタイプや速度,回線や設備を共用する他の利用者の利用状況,フレッツ網の混み具合,当社のネットワークの混雑状況,途中のネットワークの混雑状況,通信の対地,サーバの混雑状況などが考えられます.フレッツ(NTT東日本)との接続装置は複数あるため,お客さまがどの装置に収容されたかにも左右されます.
    当社ではホスティング2社との間の転送速度のほか,他社との接続点の回線利用率も公開していますので,それを合わせてボトルネックがどこにあるのかを推測することも,ある程度は可能です.
    フレッツの接続装置は複数あるそうですが,スピードテストで反映するのはどの装置の速度ですか.(私が収容されている装置と違うと思います.)
    フレッツの接続装置が複数ある場合,お客さまがPPPoEの接続をするたびにNTT装置が自動的に振り分けるため,当社でもそれを制御することができません.スピードテストの回線はお客さまと同じ条件で引いたフレッツ回線のため,当社でもどの装置につながるか制御できません.
    なお,当社では装置別の帯域利用率も公開しているため,帯域利用率とスピードテストのグラフを見比べると,どの装置につながっているか推測できることがあります.
    速度測定に使う機器やネットワークは特別なものですか?
    いいえ,一般のお客さまのご利用環境を想定していますので,特別なことは行っていません.一般家庭と同様のフレッツ回線を利用し,家庭向けのルータと激安のPCサーバを組み合わせています.試験対地のホスティングも月500円〜1500円のサービスを調達しており,特別な製品やサービスは使っていません.
    グラフを見ると,同じ時間でも接続先によって大きな差が生じることがあります.これはなぜですか.
    途中で経路が違う部分の混雑や,測定時点での違いなどが考えられます.もしかしたらサーバ側のチューニングの違いなどもあるかもしれません.
    試験回線はギガスマートタイプで,200〜400Mbpsの間の結果が多いようです.私はギガスマートではなく,○○タイプを使っていますが,どの程度速度が出ると考えられますか?
    当社の試験回線は現在,ギガスマートタイプ(もしかしたら1Gbps出るかもしれないが期待してはいけないタイプ)を使用していますが,東京都でもハイスピードタイプ(下り200Mbps出るかもしれないタイプ)や,VDSLでマンションタイプをご利用の方がまだまだいらっしゃると思われます.
    他の回線種別でどの程度速度が出るかを推測することはできませんが,通信速度は回線の上限で比例配分されているわけではないので,「1Gbpsの回線で平均300Mbpsなら,他の回線もだいたい3割くらい」ということにはなりません.
    継続的な試験結果ではありませんが,「ハイスピード」で試験したところ,下りが200Mbpsまでのはずなのに200Mbpsを少し上回る結果が出たこともありますし,VDSL方式のマンションタイプでは100Mbpsの上限近くが出るなど,どちらかというと「測定結果に近い値が出るが,それが回線の上限を超える場合はそれに制約される」という結果に近いのではないかと考えられます.
    そもそも速度の値はどこから得ているのですか.
    ftpクライアントを実行し,その結果表示を信用しています.