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2003年4月1日
EditNet株式会社
(お問い合わせ先 support@edit.ne.jp)

SMTPの拡張規格への対応について

この記事はエイプリルフール用のものです.内容は真実ではありません.
 弊社は,メールサーバ(mx.edit.ne.jp)において,現在急速に普及しているSMTPの拡張プロトコル "Peace before SMTP" に対応することと いたしましたので,お知らせいたします。

Peace before SMTPの概要

   Peace before SMTPとは,SMTPのセッション開始を要求する「HELO」に続き,相手方のメールサーバに平和を要求する「PEACE」を送信する プロトコルです。
 平和主義的なサーバは,PEACEを受け取ると,「211 Peace, together」といったレスポンスを返します。一方,そうでないサーバは,「502 No, It's war for Freedom」などのレスポンスを返します。(拡張プロトコルを実装していないサーバは,500を返します。)

Peace before SMTPのメリット

 この拡張規格を広めることで,世界中のメールサーバに対して平和への願いを伝えることが可能です。また,実装しだいでは「武力行使を 正当化する設定のサーバからはメールを受け取らない」というような,草の根からの武力行使反対運動を行うことが可能です。
 プロトコルに関する詳細はこちらをご参照ください。

弊社の運用

 この拡張規格には,さまざまな運用が考えられます。しかし,弊社が通信事業者であることに鑑みれば,その運用については若干の制約が あるものと考えられます。
 弊社では,Peace before SMTPの運用を,以下により行います。
 (1)弊社のポリシは,PEACE(平和)とする。弊社のサーバは,PEACE(平和要求)を送信する。
 (2)弊社は,どのサーバからのメールも拒否しない。PEACEを送信してくるサーバには「Peace together」を返すが,Freedom before SMTP (この拡張規格と対抗する拡張規格)を実装するサーバから「FREEDOM」が送信されてきても,単に「502 We still hope our world peace」を 返すのみで,受信することを拒否することまではしない。

拡張プロトコルへの対応による影響

 世界におけるメールサーバでは,未実装を含めてさまざまな実装のサーバが稼動しています。
 主流は「いかなる設定のサーバからも受け取る」というものですが,「平和を主張しないサーバからは受け取らない」というような 厳しい設定のサーバ(未実装のサーバからも受け取らない!)も存在しますし,中には「PEACEまたはFREEDOMのいずれの設定もないサーバからは, 旗色不鮮明であるため受け取らない」というサーバも存在するようです。
 このため,もはや「どこにでもメールが到達する」という設定は不可能であり,弊社としても何らかの対応をせねばなりません。
 送信側の中には,「PEACEで拒否されたらその後FREEDOMに転向して再送信を試みる」というものも出現し始めたようですが,いくらなんでも それは本意ではありません。
 弊社がPEACEを設定しているため,あくまで武力行使にこだわり,平和的解決を受け入れないメールサーバにあてられたメールは, 不着となることがあります。今般の戦争が平和的に解決すれば解消される問題と認識しておりますので,今しばらくご容赦賜りますよう お願いいたします。


 ご不明の点がございましたら,遠慮なくお問い合わせください。
 お問い合わせ先はこちらです。