パスワードの変更

 サーバのパスワードは十分注意して管理し,必要に応じて変更するようにしましょう.

接続認証,「オンライン・カスタマセンタ」

 接続認証および「オンライン・カスタマセンタ」のパスワードは,「オンライン・カスタマセンタ」で随時変更することができます.
 この2つは同じパスワードを使用しているため,「オンライン・カスタマセンタ」で変更を行うと,ルータ等に設定した接続のためのパスワードも同時に変わります.

メールサーバ

 メールサーバのパスワードは,サーバにシェルログインして変更します.
 sshクライアント(後述)で,メールサーバ mx.edit.ne.jp に接続すると,ユーザネームとパスワードを聞かれますので,メールサーバのユーザネームとパスワードを入力します.(メールアドレスにエイリアスをつけていても,サーバのユーザネームは変わりませんので注意してください.)
 ログインに成功すると,以下のようなメニューが表示されます.

Welcome to EditNet Mail Server.
1) Japanese/EUC
2) Japanese/Shifted-JIS
3) Japanese/JIS
0) English
select[0]:

 お使いのsshクライアントの設定に応じて,適切な文字コードを選びます.(当社の制限シェルは少し古く,最近多いUTF-8は今のところ対応していません.)
文字化けしたら切断して再接続し,次は違う番号を選んでみてください.
 成功すると次の画面に移ります.

 メールサーバは制限シェルです。
 シェルログインして遊びたい方は、www.edit.ne.jpにログインして
ください。


------------- メインメニュー -------------

1) メールサーバのパスワード変更
2) メールの転送の設定    【設定なし】
3) メール転送の解除
4) メールの転送先の確認
0) 終了

選択[0]:1

 ここでは1番を選択します.

 メールサーバのパスワードを変更します.
 ダイアルアップ認証,webサーバのパスワードはそれぞれ別です.
 ・ダイアルアップ認証のパスワードは, https://intereddy.edit.ne.jp/ で.
 ・webサーバは,telnetまたはsshでサーバにログインし,passwdコマンドを.
 よろしくお願いいたします.

Changing local password for (お客さまのユーザネーム)
Old Password:(今のパスワードを入力)
New Password:(新しいパスワードを入力)
Retype New Password:(もう一度新しいパスワードを入力)

 ここで,今のパスワード,新しいパスワード(2回)を入力します.パスワードはエコーバックされません(入力されたものが表示されません)ので,そのまま構わず打ってください.
 成功した場合はそのままメインメニューに戻りますので,終了してログアウトします.



webサーバ

 webサーバのパスワードも,サーバにシェルログインして変更します.
 sshクライアント(後述)で,webサーバ www.edit.ne.jp に接続すると,ユーザネームとパスワードを聞かれますので,webサーバのユーザネームとパスワードを入力します.
 ログインに成功すると,以下のようなメニューが表示されます.

Welcome to FreeBSD!

(略)

>

 いきなり「>」ときたもんですが,驚かないでください.
 これはコマンドプロンプトで,ここにコマンドを入力してください,という意味です.

> passwd

 passwdコマンドは,パスワードを変更するコマンドです.

Changing local password for (お客さまのユーザネーム)
Old Password:(今のパスワードを入力)
New Password:(新しいパスワードを入力)
Retype New Password:(もう一度新しいパスワードを入力)

 ここで,今のパスワード,新しいパスワード(2回)を入力します.パスワードはエコーバックされません(入力されたものが表示されません)ので,そのまま構わず打ってください.
 成功すると,

> 

 とだけ表示されます.
 今時では考えられないサービス精神ですが,シェルはこういうものです.

> exit

 と入力すると,何も言わずにシェルのセッションが終了します.
 これでパスワードの変更は終了です.
 とても無愛想ですが,怒らないでください.

sshクライアントとは

 コマンド方式でサーバに接続するときに使う,端末側のソフトです.
 Windowsの場合,Windows 10であれば標準で入っていますので,コマンドプロンプトから ssh -l (ユーザネーム) mx.edit.ne.jp のように入力してください.それ以前のOSでは,Tera TermやPuttyなどをダウンロードして使うのが一般的です.
 Macの場合,OSがOSですので,最初からsshクライアントが入っています.terminalを立ち上げて,ssh -l (ユーザネーム) mx.edit.ne.jp のように入力してください.
 ※以前はtelnetで接続できるサーバがありましたが,今はすべてsshになり,今はtelnetでつながるサーバはありません.