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2012年3月27日
EditNet株式会社
EditNetプリンテック
東京電力の原子力発電所全基停止に当たって
3月25日に東京電力の原子力発電所が全基停止したことにより,日本国内で営業運転を行う原子力発電所は北海道・泊発電所の1基となりました.泊発電所も5月に定期検査により停止することが決まっています.
昨年3月の福島第一原子力発電所の大事故は,原子力発電所に万一のことがあれば,今までに経験したことがないほどの広範囲かつ長期間の被害をもたらすことを改めて世界に知らしめました.私たちは昨年の大事故がもたらした惨禍を決して忘れず,今の世代としてできることに取り組んでいく必要があります.
原子力発電所は稼動中に大事故のおそれがあるのみならず,その後の処理,特に使用済み燃料の処理に長い時間がかかります.原子力発電からの脱却が早いほど,私たちが事故のリスクを受け入れなければならない期間も,そして後の世代が負担を負っていく期間も短くなります.
私たちは,原子力発電に再び依存しようとする前に,まずエネルギを使う側からの努力を最大限行わなければならないと考えます.このことは単に原子力発電の問題にとどまらず,地球温暖化や化石燃料の枯渇など,私たち人類が直面している問題に取り組んでいくことでもあります.
福島第一原子力発電所事故により10万人を超える方々が避難を余儀なくされたことをきっかけとして,弊社では,原子力発電に頼らない社会への道筋を探るため,通年での徹底した節電に取り組んでまいりました.
原子力発電はわが国の発電電力量のうち概ね30%程度を占めておりますが,2011年3月〜2012年2月の1年間で,弊社(世田谷地区事業所)全体では,この比率を大きく上回る46%の削減を実現しました.私たちは,限られたエネルギを有効に使いながら,経済活動と原子力発電からの脱却を両立させていくことは無理なことではないと確信しています.
弊社では,引き続き変わることなく徹底した節電に取り組むとともに,2003年度から続けている自然エネルギの取り組みについても,もちろん今後も続けてまいります.
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